当園は、昭和28年(1953年)に初代園長が現在地に創立いたしました。
創立の頃は、下赤塚の周辺はまだ田畑が残り、のどかな風景であったようです。
昭和55年(1980年)初代園長の逝去に伴い、前園長、小松みどり(現・名誉園長)が園長に就任いたしました。
平成26年(2014年)より、私が園長に就任いたしました。
長く歴史を持った当園ですが、長い年月が経っても変わらないものがあります。それは「豊かな心を養い、キチンとしたしつけをする」という当園の方針です。
色々な物事が大きく変化していく現代。幼児教育を取り巻く環境も大きく変化していきました。様々な教育方法が流行したり廃れたりしていきましたが、その中心にあるのは「いかにして子どもの自立を図るか」ということだと思います。これを当園流に表現すると「豊かな心を養い、キチンとしたしつけをする」という方針となります。
豊かな心を養うことで社会生活において他者とのやり取りがスムーズになり、キチンとしたしつけが身に付くことで社会生活を円滑にすることができます。これがすなわち自立できた、ということになります。
教育の基本となる方針は変えず、時代に合わせた方法でこれからも子どもたちのより良い成長のために尽くしてまいります。
赤塚幼稚園 園長小松弘明